| 三角合併(Triangular Merger) |
子会社が他の会社を吸収合併する場合に、親会社の株式又は現金を対価とする合併のこと。新会社法では三角合併が解禁され(施行は2007年5月から)、これにより外国企業の日本国内の子会社による日本企業買収が行いやすくなる。 |
| 残存価値(Terminal Value) |
DCF法による企業価値評価において、フリー・キャッシュ・フロー(FCF)の予測期間以降に発生するFCFの現在価値のこと。 |
| 時価純資産法 |
企業価値評価のコスト・アプローチの一つで、企業の資産や簿外債務を時価ベースに修正して時価純資産額を算出する方法。 |
| 時価総額(Market Capitalization) |
上場株式において、株価に発行済株式数をかけたもので、全株式を金額換算したもの。 |
| 事業価値(Business Value) |
事業から将来生み出されるフリー・キャシュ・フローを現在価値に割り引いて求めた総額。 |
| 事業承継 |
会社経営を後継者に引き継ぐこと。後継者がいない場合、M&Aによる会社売却が有効な選択肢となる。 |
| 事業譲渡 |
M&Aの一手法で、企業の営業資産を売却すること。企業の一部の事業部を売却する時等に用いられる。引き継ぐ範囲が限定されているため、簿外債務や潜在的負債を背負い込むリスクはないが、個々の財産、契約等の移転手続きを一つ一つ行う必要がある。 |
| 資産買収 |
事業譲渡の手法で事業を買収すること。 |
| シナジー(Synergy) |
M&Aにおける買収企業事業と非買収企業事業の相乗効果のこと。一般的に、シナジーが大きければ、買収プレミアムは大きくなる。 |
| 資本コスト(Cost of Capital) |
株式や借入による資金の調達コスト。資金の提供者が期待する収益率でもある。大きく分けて株主より出資を受ける株主資本コストと、銀行からの融資等による負債コストがある。一般的には、株主資本コスト>負債コストとなる。 |
| 資本資産評価モデル(Capital Asset Pricing Model) |
個別企業の株式期待収益率(=株式資本コスト)を、リスク・フリー・レート、リスク・プレミアム、ベータ値を用いて求める手法。 |
| 収益還元法 |
企業価値評価のインカム・アプローチの一つ。配当還元法を変形させた方法で、配当の代わりに利益(当期利益)を資本還元する評価方法。 |
| 純資産(Net Assets) |
総資産から負債を差し引いたもので、株主資本のこと。会社解散時に、資産を処分し債務を返済した後に残るのが純資産であるため、純資産額は解散価値とも考えられる。 |
| 小企業プレミアム(Small Capitalization Premium) |
小規模企業の資本コストを算定する際に、実務上1%~3%上乗せされるリスク・プレミアムのこと。 |
| ショート・リスト(Short List) |
ロング・リスト作成後、さらに定性的な分析などを加えて買収する候補企業を5~10社程度に絞り込んであるリストのこと。 |
| 正味現在価値(NPV, Net Present Value) |
企業が将来生み出すフリー・キャッシュ・フローを一定の割引率で除した現在価値の総額。 |
| スクイズ・アウト(Squeeze Out) |
被買収企業の中に少数株主が残ることによる利益相反問題がおこる場合に、少数株主を追い出すこと。その方法としては株式交換制度が最も有利といえる。 |
| ストラティージック・バイヤー(Strategic Buyer) |
経営戦略に基づき、事業シナジーを求めて企業買収するM&Aの買い手のこと。(⇔ファイナンシャル・バイヤー) |
| スタンド・アローン価値(Stand-alone Value) |
シナジーによる価値を加えない、単独企業としての買収対象企業の株主価値のこと。単体価値ともいう。 |
| スタンド・アローン問題(Stand Alone Issue) |
親会社や関係会社との関係が切れ独立会社となると、売上・利益構造が大きく変化してしまうという問題。 |