映像・音響レンタル最大手のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がMBO実施

 「TSUTAYA」チェーンを運営する映像・音響レンタル最大手のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は3日、創業者の増田宗昭社長がMBO(経営陣が参加する企業買収)を実施すると発表した。約700億円で全株式を取得し、東証1部の上場廃止を目指す。中高年層を意識した次世代店舗の開発や中国進出、新規事業への積極投資が必要と判断。非上場化で経営の自由度を高め、事業の再構築を急ぐ。

 MBOの実施に伴い、4日からTOB(株式公開買い付け)を実施する。期間は3月22日まで。TOB価格は600円で、3日終値(461円)を30%上回る。

 買い付けは増田社長個人が全額出資して設立したMMホールディングス(東京・千代田)を通じて行う予定。MBOが成立すれば、同社はCCCと経営統合し、CCCは上場廃止となる。 DVD・CDソフトを貸し出すTSUTAYA事業は成長の限界を迎えており、TSUTAYAの既存店売上高は13カ月連続の前年割れだった。