アステラス、がん分野へ40億ドル。
アステラス製薬は17日、米製薬会社OSIファーマシューティカルズ(以下、OSI)を買収することで、同社と合意した。買収額は40億ドル。(約3700億円)
アステラスは武田薬品やエーザイに続く、「がん分野」へ巨額を投じる。今回の買収案件は、ミレニアムファーマシューティカルズを88億ドルで買収した武田薬品に次ぐ規模である。
今回の買収目的は、OSIが持つ肺がん治療薬でアステラスの製品ポートフォリオ及び開発パイプラインをさらに拡充するということだ。この肺がん治療薬「タルセバ」等、「早期の収益貢献に繋がる」とアステラスの野木森雅郁社長は自信を見せている。ただ、このタルセバの売上は3億ドル程度にとどまる。なぜなら、販売はスイスのロシュグループに頼っているからだ。また、アステラスには数年間、「のれん」などの資産償却負担がある。11年3月期連結純利益は前期比12%減の1070億円の見通し。
今後、アステラスだけでなく、国内大手製薬会社の成長戦略に注目していきたい。









