キリンとサントリー、経営統合への最終調整
国内食品最大手のキリンホールディングスと2位のサントリーホールディングスが経営統合の交渉を進めていることが明らかになった。 持ち株会社の設立による統合案を軸に最終調整しており、年内の合意を目指し協議している。 統合後の国内ビール類飲料シェアは49.6%となり、首位のアサヒビールを引き離す。
キリンHDはビールに強く、清涼飲料に強いサントリーは清涼飲料に強い。統合実現後は、それぞれのカテゴリーで国内トップとなるほか、平成20年3月期の両社単純合算の連結売上高は3兆8200億円と、世界でも最大級の酒類・飲料メーカーが誕生する。 今回の統合により、国内での基盤を固め、今後の成長が見込まれる海外市場開拓にも注力し、収益力を高める狙い。 また、生産の効率化や規模メリットを生かした価格競争力の向上も見込める。 経営のメリットとしては間違いなくポジティブな報道である。
今回の統合が引き金となり、食品業界の勢力図が塗り変わり、国際的な業界再編が加速する可能性も出てきた。







