みずほFG傘下のみずほ証券と新光証券が統合を完了。

みずほフィナンシャルグループ参加のみずほ証券と新光証券が合併を完了し、「みずほ証券」がスタートした。

売上高4112億円(09年3月期)資産残高29兆円、国内101の営業拠点と8000人の従業員を持つ、大手証券会社に匹敵する規模を持つ証券会社が誕生したことになる。法人業務に特化したみずほ証券とリテール業務に特化した新光証券を統合することにより、営業力を強化するのが狙いだ。

07年1月に両社の合併が発表された際、両社の社長は「国内基盤を充実させ、世界で戦えるインベストメント・バンクに」、そして「質も規模もナンバーワンを目指す」と語っていた。その合併発表から2年四ヶ月。サブプライム問題の処理でみずほ証券が合併に手間取る間に、証券業界の再編は急進した。証券首位の野村證券がリーマン・ブラザーズの海外部門などを買収したのを皮切りに、MUFGはモルガン・スタンレーの日本法人と傘下の証券会社の統合を発表し、三井住友FGは先週、シティ傘下の日興コーディアル証券と日興シティの一部業務の買収を発表した。状況は激変し、「ナンバーワンを目指す」みずほ証券はむしろ、取り残された感すらある。