中国独禁法当局が三菱レイヨンによるルーサイト買収許可を留保。
国内の化学大手でMMA樹脂国内首位・炭素繊維国内3位の三菱レイヨンによる英同業大手のルーサイト・インターナショナル・グループ・ホールディングスの買収について、中国独占禁止法当局がM&A計画の認可を留保していることがフィナンシャルタイムズの報道で判明した。
三菱レイヨンがルーサイトの買収を発表したのは昨年11月。16億ドルを投じ、今年1月までには買収を完了する予定だった。しかし、予想外の障害によってM&A計画の進行を遅らせることとなった。
今回の様に、世界規模で事業を展開する企業同士のM&Aでは、両社が事業を展開する関係各国のそれぞれに対して独占禁止法当局の許可が必要となる。現在、関係各国の中で中国の独占禁止法当局にあたる中国商務省のみが買収計画を承認していない。そのため三菱レイヨンはルーサイトの買収プロセスの大部分をストップせざるを得ない状況だ。
中国商務省は先月、米飲料大手コカ・コーラによる中国果汁飲料最大手「中国匯源果汁集団」の買収計画を却下している。それだけに、中国商務省が最終的に両社のM&Aを承認するかどうか甚だ不安だ。








