日本興亜損保がタイ中堅損保のナワキ社の筆頭株主に。

 日本興亜損害保険は、タイの中堅損害保険会社ナワキ・インシュアランス・パブリックとの資本提携を発表した。日本興亜損保がナワキ社の発行済株式の10%相当を数億円で取得し、同社の筆頭株主となる。ナワキ社は1933年に設立され、資本金は3億バーツ(8.2億円)。タイ国内に27の支店を持っている。

 日本興亜損保は1997年からナワキ社と業務提携していた。それに加えて今回の資本提携で両社の関係を強化することによって、現在ナワキ社を介して提供している、タイへ進出中の日系企業向けサービスを充実させることを狙っている。

 タイの損害保険市場は全体で1000億バーツ(2700億円)程度とそれほど大きな規模ではない。しかし、タイ経済は年間5%前後のGDP成長を続けている上、外国資本の投資によって産業やインフラ整備の進展が著しい。それに伴って、損害保険市場も将来には大きな規模に成長する公算が大きい。日本興亜は、今回の資本提携によってそうした成長市場でプレゼンスを確保したい考えだ。