NTTドコモがテレビ通販3位のオークローンを買収。

 今月6日、携帯電話キャリア最大手のNTTドコモはテレビ通販3位のオークローンマーケティンの買収を発表した。ドコモが発行済株式の51%を310億円で取得し、オークローンを子会社化する。株式は創業者など既存株式から買い集める予定。取締役7人のうち副社長を含む4人をドコモから派遣するが、現社長のヒル氏は留任する見込み。

 オークローンマーケティングは活用品や寝具などを扱う「ショップジャパン」、女性をターゲットにダイエット用品や化粧品を紹介する「ヒルズコレクション」、2006年から07年にかけて大ヒットした「ビリーズブートキャンプ」などのエクササイズコンテンツを展開する「エクサボディ」の3ブランドを展開している。業績は好調で、2008年3月期には売上高が前期比75%増の399億円、営業利益は同190%増の86億円と急成長中だ。ドコモが買収に踏み切ったのは、オークローンのノウハウやマーケティング力、そして収益力と成長性を高く評価したからだろう。

 両社は今秋までに「iモード」や「iコンシェル」にオークローンの通販サイトを追加するほか、中長期的にはモバイル向け製品、あるいはモバイルに適した販売方法、インフォマーシャルの制作方法などにオークローンのノウハウを活用することで、買収のシナジーを増大させる目算だ。