シティが日興コーディアルに加え、日興シティの売却も検討。

米金融大手のシティグループが、傘下の日興コーディアル証券に加え、日興シティグループ証券の売却も検討していることがわかった。二社を売却した場合、シティグループは日本の証券市場から完全に撤退することになる。

シティは1月に発表した経営再建計画で、日興コーディアルが展開する個人向け業務を「非中核事業」と位置づけ事業を売却する方向で検討する一方、日興シティが展開する法人向け業務は「中核事業」として売却対象から外していた。しかし、日興コーディアルを分離した場合、個人と法人業務のシナジーを見込めなくなるため、日興シティの企業価値は下落する。シティは日興コーディアルグループの取得に1兆5000億円を投じており、それを回収するために少しでも価格を吊り上げておきた。そのため、日興シティとセットで売却を打診する方針に転換した模様だ。