ヤフーがソフトバンク子会社のIDCソリューションズをM&A。
ヤフーはソフトバンク子会社のソフトバンクIDCソリューションズのM&Aを発表した。ヤフーはソフトバンクからIDC株式全てにあたる20万株を450億円で取得する。
ヤフーはこれまでデータセンターを自社で保有せず、IDC等の事業会社から調達していた。今回のM&Aにより、ヤフーはより機動的にデータ処理の増大などに対処できる体制を整えることになる。また、ヤフーに蓄積されている大規模サーバーを運用するノウハウを活用することで、IDCの運営するデータセンター事業をより効率化することも期待できる。
また、ヤフーが次世代インターネット事業の戦略的地盤を構築していく上でも今回のM&Aは有益だ。IDCは将来の成長が予想されSaasをはじめとしたクラウドコンピューティングにいくつかの提供実績を持つ。今後ヤフーがこの分野への本格的な進出を考える場合、IDCのM&Aによって獲得した顧客基盤やナレッジの活用によって収益化までの費用と時間の圧縮が可能になるだろう。
売り手のソフトバンクにとっても、今回のIDC売却成立は嬉しい。資金繰り不安を抱えるソフトは、なんとしてもキャッシュを確保しておかなければならない状況だ。IDC売却で得た450億円は、ソフトバンクにとって晴天の慈雨となるだろう。
今回のヤフーによるIDCのM&Aは、買い手のヤフー、売り手のソフトバンク、売却対象のIDCの関係三社に全てにとって意義深いM&Aだと言える。







