明治製菓とポッカ、共同開発商品第三弾を発表。

 明治製菓は、資本業務提携を結ぶポッカコーポレーションと共同開発の菓子五品を2009年1月6日に発売することを発表した。この商品は「コクがおいしいミルクココア」、「カールポッカスープ」に続く両社の共同開発製品第三弾にあたる商品で、ポッカの主要顧客層である中年男性をターゲットに、春までの期間限定で8億5000万円の売上を目指している。

 明治製菓とポッカコーポレーションの資本業務提携が発表されたのは2008年1月15日のことだ。ポッカコーポレーションは2005年にアドバンテッジパートナーズやCITICの支援のもとMBOによって株式を非公開化し、その後2年ほどかけて経営基盤の再構築を進めていた。しかし今年に入り、「利益体質の強化に成功した」との判断から明治製菓との資本業務提携に踏み切った。明治製菓は1月31日付でアドバンテッジパートナーズなど6社からポッカコーポレーションの株式22.12%を取得した。

 両社の業務提携は、ほとんどの事業・機能分野にまたがる包括的なものだ。中でも提携が発表されるにあたり具体的に触れられた方法と目的は以下の5つだ。

(1) 共同での商品開発により、マーケティングや開発のノウハウを相互活用する。
(2) ポッカコーポレーションの自動販売機に明治製菓の製品を導入することにより、明治製菓は販路を拡大し、ポッカは製品ポートフォリオを拡充する。
(3) 生産を相互委託することによって生産の効率化とコスト削減を図る。
(4) 原材料共同調達することによって調達コストを削減する。
(5) 製品輸送の効率化を推進することによって物流コストと環境負荷を低減する。

 資本業務提携にあたって、両社は共同開発した商品の売上を今後3年以内に100億円規模にしたいと目論んでいた。本商品が市場に並ぶのはその目標までの時間をちょうど三分の一消費したころ。当事者たちは、そろそろ今回の提携の成果を計り始める必要がある。