ホンダF1撤退を受け、F1事業買収にオファー殺到。
ホンダが自動車レースの最高峰のF1世界選手権から今シーズン限りで撤退すると正式に表明したことを受けて、F1チーム買収に関するオファーや問い合わせがすでに約20件に上っている。
ホンダにとってF1は、創業者の本田宗一郎氏の強い意向で始まった重要な事業で、「うちのDNA」(福井威夫社長)と位置づけてきただけに撤退は苦渋の決断で、それだけに世界景気の悪化でダメージを受けている自動車メーカーの苦境がいかに深刻かを物語っている。
ホンダはイギリスの「ホンダレーシングF1チーム」とエンジン供給部門の「ホンダレーシング・ディベロップメント」の売却方針を示している。現在のエンジンがあれば、来シーズンも最低限の活動は可能なほか、必要に応じて別のエンジンベンダーを探すことも可能だ。
5日の会見ではモータースポーツ担当の役員は「チームとしての存続が可能なら、非常に低い金額でも良いのではないか」と述べ、売却は金額よりも従業員らが従来通り活動できることを重視するという方針を示していた。









