新日石と新日鉱HDが経営統合を発表。
新日本石油と新日鉱ホールディングスは4日、経営統合することで基本合意したと発表しました。
両社は今後、資産査定をした後に詳細を詰め、2009年3月の経営統合の本契約の締結、同年10月の経営統合を目指します。統合後の売上高は年13兆円強で世界8位の石油会社となり、国内ガソリン市場でも33%の販売シェアを持つ圧倒的なトップ企業が誕生します。
国内の石油市場は景気後退と若者の自動車離れ等を背景に、今後も縮小を続ける見通しです。新興国経済の台頭や地球温暖化対策という歴史的な課題に対応するためにも、規模の拡大で生産・販売力やシェアを高め、石油メジャーに対抗できるだけの体制を整えておくことが不可欠です。
国内石油元売各社も、提携強化やM&Aなど何らかの対抗策を取ることをせまられています。そこで焦点になるのが業界2位のエクソンモービルです。同社にとって日本事業は比較的低収益であるため、売却を含めた抜本的な見直しを図っているところです。そうなれば業界首位の新日石・新日鉱HDに大きく水を開けられた昭和シェル、出光興産、コスモ石油がエクソンモービルの日本事業獲得に動くという展開も予想されます。
石油元売業界の再編は今後も続くことが予想されます。









